愛用のブランド腕時計、代々受け継ぐアンティークの時計、
売りに出すのであれば、少しでも高く買取って欲しいですよね。
今回は、事前の準備~実際に腕時計を売りに出すタイミングまで順に追って、
『腕時計買取で高額な金額で買取してもらうための7つのコツ』と題してお送りします。
腕時計の買取で高額買取してもらうための7つのコツとは?
高額買取をしてもらうためには、
日頃の使い方や情報収集、売りに出すタイミングが重要となってきます。
どれも高額査定に繋がるとても大事なポイントですので、是非ご注目してお読み下さい。
コツ①キレイに掃除する。
まずは、できるだけ腕時計を綺麗に掃除してあげましょう。
見た目の丁寧な掃除は必須ですが、実はお金を払って行うメンテナンスは、売却時の高値材料にはならなかったりします。
売り出す直前で慌ててオーバーホールをする必要はない
腕時計において定期的にメンテナンスを行う事は、査定においてプラスの材料になりますが、
実は、売り出しに出す直前に慌ててオーバーホールを行うメリットはほとんどありません。
オーバーホールの適切な周期は一般的に3年から4年に一回と言われていますが、
買取りの際は、オーバーホールにかかるお金をかけてまでキレイにしても、買取で元を取れる可能性はほぼゼロです。
業者に依頼せず自分で掃除する
オーバーホールと同じように、クリーニングも業者に任せず自分で出来る範囲で行う方が賢明です。
自身でブラシや皮等で優しく磨いたり、手垢等をきっちり落としておきましょう。
つまり、自分で可能な限りは綺麗にしてあげるが、
業者を使ってお金をかけてメンテナンスしても、価値はあまり変わらない場合が多いということです。
コツ②時計の付属品はなるべく揃える
箱、保証書、証明書はできるだけ揃えておく。
付属品は全て揃っているのに越したことは無いですが、その中でも特にメーカーの保証書やオーバーホールの証明書、外箱は一番査定に響くので絶対に揃えたいところです。
スポーツタイプの腕時計は付属品が無いと敏感に査定に響くこともあります。
限定モデルだった場合、証明書は特に重要です。
オーバーホールの証明書は、
もし紛失してしまった場合でも、店舗によっては改めて発行してくれる場合もあるので相談してみると良いでしょう。
他にも、説明書、ケース、小冊子、タグなども出来れば揃えたいですね。
付属品を完備しているだけで数万円違ってくるケースもあります。
腕時計のタイプによっては余り駒と小冊子も意外と重要
腕時計のタイプによっては余り駒と小冊子も思わぬ活躍をしてくれます。
高級なモデルの場合は余り駒が重要で、その理由は高級な素材でブレスレットが作られている傾向が高いからです。
よって査定においてプラス材料と判断されます。
アンティークタイプの腕時計だった場合は、
小冊子だけでもプレミア価格で数十万の評価になったりするので、もし所持していたらとてもラッキーです。
自分では必要ないと思っても、あるものは全て保管する
お店で購入した時の紙袋や、
自分では価値の分からないタグや小冊子なども思わぬ価値がある可能性もあったりするので、あるものは全て保管しておきましょう。
コツ③時計の状態をチェックする。
外見からムーブメントの精度などを把握する
外見は、フェイス部分(ガラスやベゼルなど)やブレスレットに痛みや傷が見られないか確認しておきましょう。
通常使用において発生するすり傷程度であれば、
磨いたりすれば目立たないので査定にそこまで響きませんが、
へこみがあったりした場合はマイナス査定を覚悟した方が良いです。
ムーブメントは機械式腕時計の場合特に精度をチェックされます。
またオーバーホールの必要性があるほどのダメージを受けていた場合はマイナス査定になります。
並行輸入品であればプラス査定の可能性も
業者やブランドにもよりますが、
並行輸入品の方が若干プラス査定になる場合があります。
理由は、並行輸入品の場合、メーカーの保証書に記載されるオーナーの氏名が空白の場合や外国人名だからです。
正規の中古品の場合ほとんどが日本人の氏名が書かれており、個人情報の保護の理由などから、塗りつぶす場合がほとんどなので見栄えが良くないため、業者によってはマイナス査定をする場合があります。
コツ④修理履歴の確認
オーバーホールの証明書はプラス査定の可能性有り
業者側としても、
定期的にメンテナンスをされていた腕時計の方が、安心して買い取る事が出来ます。
したがってオーバーホールの証明書を見せる事によって、日頃丁寧に扱っている事が客観的に証明出来るため、査定額もアップする可能性があります。
ただ、前述しましたが、
査定前に慌ててオーバーホールをしてまで、その修理金額に見合う程のプラス評価は見込めないので気を付けましょう。
メーカー保証期間内である事も査定アップの対象
こちらもメーカー保証書を見せるだけではなくて、
業者側にしっかり口頭で説明してアピールする事が大事です。
外装などの仕上げ加工も基本プラス
外装がキレイな腕時計はもちろんプラス材料です。
しかし、アンティーク時計の場合は注意が必要です。
自然劣化した外観がヴィンテージとしてプレミア価格が付いていたりするので、下手に外装仕上げには手を出さない方が無難です。
コツ⑤買取相場を調べる
自分の時計のランクを把握する
ほぼ未使用のSランクから使用感が目立つCランクの4段階に大体どの業者も分けているので、自分の時計がどのランクに属するのか把握していた方が相場を把握しやすくなります。
インターネットで相場を調べる
現状の買取相場を把握するには、
インターネットで調べるのが一番効果的です。
詳しくは前回の記事を参考にして下さい。
買取相場額はあくまで業者に交渉する際の予備材料として
買取相場額は、あくまでも参考にするためのデータです。
腕時計のコンディションや売却のタイミング等、個々のケースで、価格は上下しますが、
相場の金額を把握している事は、業者と交渉する際の良い判断材料になります。
リサーチした際に良い業者はブックマーク
相場より高い買取金額を提示しているサイトや、
評判は良いのに買取相場を提示していない業者を見つけたら、実際に見積もりをする際の候補としてブックマークをしておくと便利です。
コツ⑥複数店舗に見積もり
自分の腕時計のジャンルを得意とする業者に見積もりする
評判の高い業者であっても、得意な腕時計のジャンルは様々です。
希少価値の商品があるプレミア時計でも、
最新のモデルの買取を得意とする業者に見積もりを出せば、思った以上に低い査定額が提示されるでしょう。
そのため、上記の買取相場を調べる段階で、
その業者の得意なジャンルが自分の時計のカテゴリーと合っているのか確認しましょう。
一括査定に見積もりを出す
1社だけでは偏った査定なのか、適切な金額を提示して来ているのか判断が難しいです。
そのため、一括査定を提供しているサービスに見積もりを出してみると良いです。
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また、買い替えを検討している場合は、
可能であれば業者に伝える見積もりの段階でも買い替えを検討している場合は、業者に伝えた方が得の場合が多いです。
実際に購入を検討しているモデルを扱っている店舗だった場合、
買い替えを提案すると、プラスの査定をしてくれる場合があるからです。
コツ⑦為替やボーナス時期等を考慮して売りに出す
為替を売りに出すタイミングの判断材料にする
海外ブランドの腕時計の場合、
正規品であれ、並行輸入品であれ、メーカーや業者は外国から仕入れる事になります。
したがって、円高の方が仕入れ相場値は安くなりますし、円安の方が1ドルに対して余分に円を払わなくてはならないので、結果高く仕入れる事になります。
そのため、時間に余裕がある方は円安のタイミングを待って相場の上昇を待って売りに出す事も考慮した方がベターです。
しかし、モデルによっては為替以上に価値が上下する場合があるので、上記の買取相場も把握した上でベストなタイミングか判断して下さい。
ボーナスの時期や年度切り替え時は査定額が上がる傾向
モデルにもよりますが、人気モデルだったりする場合ボーナスの時期は業者が査定額アップのキャンペーンを行ったりする事があります。
ブランド時計は特に高価なので、
ボーナスが支給される夏や冬には、ブランド時計市場の需要が高まる傾向にあります。
3月や4月等も年度切り替えのタイミングなので、同様に市場が活性化します。
消費が活発になる事を見越して、業者も買取に積極的に動き出すこの時期は売り出すタイミングとしてはベストです。
焦って売りに出す事はなるべく避ける
緊急を要する場合は別としても、
相場よりあまりにも乖離している等、査定額に満足行かなかった場合は売りに出すべきではありません。
その場合は、丁重にお断りして新たな業者を探す方が吉です。
まとめ
腕時計の買取で高額買取してもらうための7つのコツを紹介していきましたが、参考になりましたでしょうか?
ポイントをまとめると、
・普段から丁寧に使用する事を心がけて、定期的にメンテナンスに出しておく
・付属品はなるべくキレイに保存する
・必要の無いものも査定に影響する場合があるので捨てずに保管
・買取相場など情報の事前収集はしっかりやる
・複数の業者に見積もりを取る
・時間に余裕をもって売りに出す
・金額に妥協しない
・3、4月、夏冬のボーナス時期が一番の売り時
このようにまとめられます。
当サイトで独自に調べ上げた内容ですが、お役に立てるかと思います。
一言でいえば、
『腕時計売却の際も、ある程度の知識を得ておくことは非常に重要』だと思います。